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投げる動作で肩が痛む

こんにちは、Log Feelの渡辺です。 今回は、投球動作で右肩の後ろ側痛む方の症例です。 痛む場所を押しても痛みはないが、肩の高さ辺りから上に挙上すると痛いとのこと。 人に挙げてもらうと痛みはなし。 つまり、 自動運動陽性、受動運動陰性で関節の機能障害よりは筋肉性障害が疑われる。 さらに、痛みが生じる部位に圧痛がないことにより離れた部位に原因があると考えられる。 腕の可動(ROM)に際立った変調なし。 鎖骨及び肩甲骨の可動に異常なし。 触診では肩前部(三角筋前部)、胸の筋肉(大胸筋)、鎖骨と胸骨近辺に圧痛点あり。頚椎5番の歪みあり。 では、実際に施術に入ります。 まずはじめに、仙腸関節の離解を伴った歪みを見るためにアームフォッサテストを行う。陰性でした。 次に、肩前面、胸の筋肉の圧痛点、上腕・前腕、腋かの筋・筋膜を緩める。 頚椎5番の歪みを調整。 この時点で腕の痛みを確認してもらうと、良好とのこと。 なので、その後は、全身の骨格及び筋肉の調整を行い、終了。 関節に問題なく、肩前面の筋の問題による肩後面の動作痛の症例でした。

長時間運転した後から腰が痛む

こんにちは。渡辺です。 腰痛で来院されている方に、「長時間運転した後から痛くて...」といった方が少なくはありません。 なぜ運転後に腰痛になるかと言うと、その姿勢に大きく関連があると思います。 車や電車のシートによい姿勢で座るのは難しく、仙骨の後面を座席に当てる「仙骨座り」になっていることが多いのです。 この座り方だと臀部が前方にすべり骨盤が後傾し、背骨が後ろに湾曲し腰の筋肉や骨に過剰な負担がかかります。 そのために仙骨や腰椎の歪み(機能不全)が生じ、腰痛になるケースがよく見うけられます。 さらに、仙骨座りでは股関節が屈曲状態であるので、股関節の屈曲筋である大腰筋や腸骨筋が過度に収縮し損傷してトリガーポイントを生じさせる原因にもなります。 この場合、イスから立ち上がる時に生じる腰痛となることが多いようです。 仙骨・腰椎の歪みが原因の場合は、カイロプラクティックの矯正で改善されることは多いです。

片足で立つとふらつく

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こんにちは🎵 桜が綺麗ですね。 一昨日桜川河川敷で撮りました。 本題です。 片足で立つとき、例えば左足の場合しっかりと立てるが、右足だとどうしてもぐらつく といったことはありませんか? これは右足の中殿筋が弱化している可能性があります。 下の写真は整形学検査法のトレンデレンバーグテストです。 正常 陽性 下の写真のように持ち上げた側の骨盤が下がると次のようなことが疑われます。 筋自身の病変 股関節や仙腸関節の機能異常 内反股による筋の機能低下 関節の機能異常による中殿筋の機能低下はよく見うけられます。 カイロプラクティックでは股関節や仙腸関節の矯正を行うことにより機能異常を改善できるため、このような症状のある方はぜひ一度ご来店されてはいかがでしょうか?   スポーツをしている人は左横への動きが鈍く感じられいていると思います。 参考文献 図解整形外科学検査法 医道の日本社

お尻に痛みを引き起こす中殿筋

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こんにちは Log Feel ログフィール  渡辺です。 今回は中殿筋という筋肉のお話です。 お尻の大きな筋肉大殿筋の下(深部)で骨盤から脚の付け根に付着しています。 脚を真横に上げる、片足で立つと言ったときに活発働きます。 長時間片足側に体重乗せて立っているなど、中殿筋を酷使し生じたトリガーポイントは、お尻の後ろや横側に痛みや痺れ感などの原因となります。 また、足の第2指が親指よりも長い、正確には中足骨、モートン足(モートン症候群とは異なります。)の方は、通常の方より中殿筋にトリガーポイントが生じやすいらしいので、定期的に中殿筋のストレッチは必要かもしれませんね。 中殿筋のトリガーポイントと関連痛

店舗案内 スライドショー

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Youtubeにアップロードしました。 Log Feel ログフィール 土浦市の整体院

筋肉のはなし 僧帽筋

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こんにちは Log Feel ログフィール の渡辺です。 今日は、骨格筋の解剖学のお話になります。 最初は、僧帽筋。 首の付け根から背中についている大きな筋肉。 格闘家の人はすごく発達していてすごく盛り上がっているのが一目瞭然の筋肉です。 肩こりとも関係のあります。 上下3部から構成されています。 肩甲骨や腕を保持、動かすときに働きます。 動かすための神経は第11脳神経である副神経、知覚神経は首の第2~4神経になります。 頭の骨である後頭骨に付着しているので、後頭骨の捩れが、僧帽筋に影響を及ぼすことも少なくはありません。こういうケースは後頭骨を矯正すると意外とスムーズに解決されることもあります。 長時間、車を運転していて両手でハンドルを握っているとこの筋肉が過度に伸ばされて肩甲骨の内側、首の後ろに痛みを生じさせることがあるので注意してください。

アクティベータメソッドの動画

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こんにちは。 ログフィ-ルの渡辺です。 当院で使用しているカイロプラクティックテクニックの1つであるアクティベータメッソドを紹介しているYou tube の動画をリンクします。スペイン語ですが参考にしてください。

症例 頬の痛み

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トリガーポイントの症例 右の頬から首・肩にかけて3、4ヶ月前から痛む。 肩のマッサージを数回受けるが変化なし。 視診にて骨盤・後頭骨・顎の位置が左右で異なる。 痛みのある右側よりも左頬が触った感じでは硬い。 肩こりがひどくなると頬の痛みも増す。 と言った状態です。 頬の痛みは下顎骨の部位で顎関節と関連するため、顎関節、咬筋、側頭筋のトリガーポイント(T.P.)へのアプローチが通常はメインとなります。 検査から顎関節の問題は今回の症例ではなっかたため、初回、仙骨、下部・中部の胸椎、環椎、後頭骨を矯正、咬筋、側頭筋のトリガーポイント緩和、肩周りの筋肉の緩和を行い、2度目以降は、肩周りの筋肉のほぐし、トリガーポイントへのアプローチ、必要に応じて胸椎の矯正を繰り返し行いました。 この症例で気づいたこととして、咬筋のトリガーポイントの緩和の程度と、症状の軽減の程度が一致せず、このポイントより僧帽筋のトリガーポイントが主原因と推測される。 マッサージを受けても改善されなかった理由としては、骨格の歪みの影響が大きかったためと推測されます。 写 上部僧帽筋のトリガーポイントと痛みの生じる部位 参考文献)トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル Log Feel ログフィール ホームページはこちらから

アクティベータ療法とは?

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身体を健やかに保つのは、脳と神経系の働きです 神経の流れが良好な人は、自由に動けて痛みもありません 神経系の流れが悪いと、自由に動けず痛みにも悩まされます 人間の身体は、筋骨格系、内臓系、循環器系、呼吸器系、免疫系、神経系、内分泌系などの様々なシステムで構成され調和を保っております。その調和を保つ司令塔の役割を担うのが神経系です。 アクティベータ療法では、この神経系に注目して神経系の働きの悪い箇所を分析し、背骨を中心に筋骨格系の関節部位や筋肉をアクティベータ器で振動刺激を与えます。この振動刺激は、人体の神経エネルギーを調整するための十分な振動周波数を持ち備えており、ほとんど痛みを伴ないません。 初めて施術を受けられる方には、こんな軽い刺激で改善するの?と思われがちですが、多くの症例で施術後に症状の軽減や消失があり患者さんに喜ばれております。 末梢神経には自律神経系ともう一つ体性神経系があり、体性神経系は、筋肉の運動やシビレなどの感覚に関与しています。神経機能異常により中枢からの命令が体性神経系に正しく伝達されないと骨格を安定させる筋肉が仕事をしなくなり、筋肉自体が硬くなったり、力が入らなくなり関節が不安定な状態になります。このような状態のときに骨格を支えている筋肉のアンバランスが姿勢を悪くします。 また、スポーツなどで急に方向転換をして足首や膝を捻挫したり、長時間のドライブや重いものを持ち上げてギックリ腰をしたり、寝違えたりします。このように生命を維持し、心身ともに健康でいられるのは神経機能が各器官の機能を正常に保ってコントロールして働いているからです。<br/>しかし、現代はストレス社会とも云われ日々ストレスに侵されているのが現状です。ストレスによって神経機能が異常を起こし、その結果、自律神経の乱れ、体性神経の乱れが生じ肩こり、ギックリ腰、不眠、不安、食欲不振、便秘、生理痛、生理不順、アレルギー症状などのさまざまな症状が生じてきます。 アクティベータ・メソッド(AMCT)ではこのような神経機能異常をサブラクセーション(神経機能異常)と呼びます。AMCTは、多くの人が抱えている身体的、精神的問題を含めた様々な症状の根本的な原因は神経機能異常(サブラクセーション)の結果と捉えています。 AMCTは「生命の源」神経の原理原則

腕挙上時の痛みについて

身体の横から腕を挙げていったとき-肩関節の外転運動-に起きる痛みについて 関節の問題or筋肉の問題? 筋肉の損傷orドリガーポイント? ①自分で挙げた時(自動運動)にだけ痛む場合 ②自分&人に挙げてもらった時(自動&他動運動)の両方で痛む場合 ①のケース 筋肉性の問題 肩関節外転筋である三角筋、棘上筋の問題(棘上筋炎など) ②のケース 関節&内転筋のトリガーポイントの問題(他動・自動運動で伸張すると活性) 関節:肩関節、肩鎖関節、胸鎖関節、肩甲胸郭関節の機能不全 内転筋:大胸筋、広背筋、(大円筋、小円筋、棘下筋)のトリガーポイント