アクティベータ療法とは?

身体を健やかに保つのは、脳と神経系の働きです

神経の流れが良好な人は、自由に動けて痛みもありません

神経系の流れが悪いと、自由に動けず痛みにも悩まされます


人間の身体は、筋骨格系、内臓系、循環器系、呼吸器系、免疫系、神経系、内分泌系などの様々なシステムで構成され調和を保っております。その調和を保つ司令塔の役割を担うのが神経系です。
アクティベータ療法では、この神経系に注目して神経系の働きの悪い箇所を分析し、背骨を中心に筋骨格系の関節部位や筋肉をアクティベータ器で振動刺激を与えます。この振動刺激は、人体の神経エネルギーを調整するための十分な振動周波数を持ち備えており、ほとんど痛みを伴ないません。
初めて施術を受けられる方には、こんな軽い刺激で改善するの?と思われがちですが、多くの症例で施術後に症状の軽減や消失があり患者さんに喜ばれております。


末梢神経には自律神経系ともう一つ体性神経系があり、体性神経系は、筋肉の運動やシビレなどの感覚に関与しています。神経機能異常により中枢からの命令が体性神経系に正しく伝達されないと骨格を安定させる筋肉が仕事をしなくなり、筋肉自体が硬くなったり、力が入らなくなり関節が不安定な状態になります。このような状態のときに骨格を支えている筋肉のアンバランスが姿勢を悪くします。

また、スポーツなどで急に方向転換をして足首や膝を捻挫したり、長時間のドライブや重いものを持ち上げてギックリ腰をしたり、寝違えたりします。このように生命を維持し、心身ともに健康でいられるのは神経機能が各器官の機能を正常に保ってコントロールして働いているからです。<br/>しかし、現代はストレス社会とも云われ日々ストレスに侵されているのが現状です。ストレスによって神経機能が異常を起こし、その結果、自律神経の乱れ、体性神経の乱れが生じ肩こり、ギックリ腰、不眠、不安、食欲不振、便秘、生理痛、生理不順、アレルギー症状などのさまざまな症状が生じてきます。

アクティベータ・メソッド(AMCT)ではこのような神経機能異常をサブラクセーション(神経機能異常)と呼びます。AMCTは、多くの人が抱えている身体的、精神的問題を含めた様々な症状の根本的な原因は神経機能異常(サブラクセーション)の結果と捉えています。
AMCTは「生命の源」神経の原理原則というべき神経の流れの乱れを改善することによって、各症状の改善を目的とし、さらに、ストレスと神経機能を調和させることによって心身ともに統合され、有機的に調和がとれた健康体をつくる原因施術法です。


ここが、身体を機械的な診かたで、症状はおさえるが症状の原因施術をしない対処療法的な現代医学との大きな違いでもあり、一般的な手技による背骨の動きを検査し動きの悪い背骨を矯正する、整体やカイロプラクティックとは違うところです。


アクティベータ療法の検査・施術


腰痛の根本原因は、腰の関節周辺で神経の流れが悪くなっていることです。これが、サブラクセーションです。この時、片脚も短くなります。

アクティベータ・メソッドのカイロプラクターは、サブラクセーションを検査し、施術するスペシャリストです。
アクティベータ・メソッドの創始者、Dr.Fuhr D.C. は、神経の流れが悪くなっているサブラクセーションを発見するために、この片足が短くなる反応を検査に応用しました。


検査では、患者がうつぶせに寝た状態で、特定の方向に手・足・首などを動かします。これで、特定の関節の神経にストレスをかけ、異常反応が出るかどうかを判定します。
異常があると片脚が短くなります。足の先から頭まで常に全身の神経の流れを検査します。

アクティベータ・メソッドの検査



施術について
アクティベータ・メソッドでは、神経の流れを正常にするために、効率よく、必要最小限の矯正ができるように、アクティベータと呼ばれる小さな施術器を使って施術します。
患者さんに恐れや不安を感じさせるような強い手技矯正はしません。



アクティベータⅣの構造・機能・安全性


構 造


アクティベータⅣは、ステンレス製で、皮膚に触れる先端には、ゴムが取り付けられております。グリップを握ることで中に入っているハンマーが、バネの作用で繰り出されます。そして、中の金属と金属とが衝突し合うことで、とても素早く安定した振動を起こすことができます。


低刺激うアクティベータ矯正器具



機 能


アクティベータⅣによる振動は、骨、関節、筋肉などを通じて、神経系の受容器を刺激します。振動によって活性化された受容器は神経系を通じて、筋肉系や自律神経系を正常に働かせるように作用します。
アクティベータⅣによる振動で、神経系の働きが正常化され、筋肉系や臓器系の機能が正常化される作用があります。そして、その作用の結果として、骨のズレや関節の歪みが改善されることが期待できます。しかしながら骨のズレや関節の歪みを直接的に変える目的では使用しませんし、直接的に骨の変形や関節のズレを変えることはありません。

安全性

アクティベータⅣは、あくまでも振動器具であり、直接的に骨の変形を変えたり、関節のズレを変えたりするものではありません。よって、アクティベータⅣの振動によって、直接的に人体に害を及ぼすことはありません。

手によるアジャストメントとの違い
「手によるアジャストメント」と「アクティベータ器によるアジャストメント」の比較
アジャストメントとは、カイロプラクティック施術の時に施される矯正のことです。
「手によるアジャストメント」とは、文字どおり施術者の手によって行われます。従来のカイロプラクティック施術では、この方法が使われてきました。


アクティベータ・メソッドは、アジャストメントをする時にはアクティベータ器を使っておこないます。アクティベータ器が開発される以前は、手によるアジャストメントを行っていたわけですが、アクティベータ器の開発、使用にはそれなりの理由があります。
「手によるアジャストメント」と「アクティベータ器によるアジャストメント」を比較することにより、アクティベータ器を使う理由を考えてみましょう。

アジャストメントは、適格に行われなくてはなりません。
なぜなら、施術結果や危険性に大きく関係するからです。
また、適格なアジャストメントには、「適切な場所(限局的なコンタクトポイント)」「適切な方向」「適切な力、スピード(振動数)」などの要素が不可欠です。

「手によるアジャストメント」と「アクティベータ器によるアジャストメント」のそれぞれが適格なアジャストメントの要素を備えているか検証してみます。


「適切な場所(限局的なコンタクトポイント)」について
アジャストメントのためには、検査結果より判断された適切な場所にコンタクトしなくてはなりません。


また、その面積も限局してなくてはなりません。なぜなら、必要以上の関係ない場所にも作用してしまうからです。
手によるコンタクトの場合、主に使われる豆状骨コンタクトを一例にしてみると、豆状骨だけではなく、どうしても小指球も接触してしまいます。
これでは、必要以上の面積に作用することは避けられません。
施術者が大柄な男性、患者が小さな子供などではその傾向が、さらに強くなります。

これに対して、アクティベータ器によるコンタクトの場合、コンタクト面積は直径1センチ程の円です。
この大きさでれば、限局的にコンタクトが可能であり、余計な作用を与えることはまずありえません。
例外的に小さな面積にコンタクトが必要な場合でも、指の先などを介してコンタクトを行っても器具本来の作用には支障がないので可能です。


「適切な方向」
アジャストメントは、関節の可動方向にしたがっておこなわれます。
各々の関節によってその角度は異なるので、解剖的知識は前提とされます。
「手によるアジャストメント」では、適切な方向を狂わせる原因が幾つか考えられます。

例えば、体格差がある場合。
大柄な患者に小柄な施術者がアジャストメントする場合などかなりの無理が生じ、適切な方向のためのポジションができません。
もちろん、テクニックの選択などの工夫はされますが、それにも限度があります。
体格的に理想的なポジションでのアジャストメントが可能な場合でも、方向を狂わせる可能性はあります。

「手によるアジャストメント」の瞬間は、施術者の体重バランス、コンタクトハンド(直接手)、インディファレントハンド(間接手)などがすべて一致しなくてはなりません。
その上に施術ベットの沈み、患者の体質(柔軟性、質感)など、アジャストメントの方向を狂わせる要素が多すぎます。
これでは、いくら熟練しようとも多少の誤差は避けられません。
「アクティベータ器によるアジャストメント」の場合は、適切な場所に適切な角度で皮膚などの遊びをしっかり取ったコンタクトをします。
体格差は関係ありません。
アジャストメントは器具により瞬時に行われるので、その方向を狂わせる様な要素はみあたりません。
つまり、確実な方向でのアジャストメントが常に可能です。


「適切な力、スピード(振動数)」について


アジャストメントには、関節受容器を介して機能障害を起こしている神経のリセットという目的があります。
このとき関節受容器に対して、同調する振動数の刺激を与えなくてはなりません。
振動数が小さくても、大きすぎても関節受容器を同調させることはできないのです。
この適した振動数のアジャストメントをおこなうために、アクティベータ器は設計されています。
人間の手ではまず不可能です。
偶然できたとしても普遍的には不可能です。
実質的に「手によるアジャストメント」では、関節の可動域を広げることができるだけで、神経機能障害をリセットさせることはできません。
また、危険性という面でも差があります。
「手によるアジャストメント」でも低振幅の高速スラストが理想とされます。
しかし、アクティベータ器の方が遥かに低振幅、高速スラストであることは、紛れもない事実です。


(力)=(質量)×(加速度)から分るように、アクティベータ器は加速度が速いので僅かな質量しか必要としません。


つまり、患者に対する危険性もほとんどありません。
また、この速い加速度の利点は、アジャストメントの瞬間に患者に緊張を与えません。
「手によるアジャストメント」場合、そのセットアップ段階から患者が身構えてしまい。
アジャストメントの瞬間、緊張がピークに達します。これでは、アジャストメントに狂いが生じても不思議ではありません。



アクティベータ・ネットワーク・ジャパン事務局WEBサイトより引用



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